無天茶坊について
美味しく食べて健康になれる幸せ
お客様の笑顔が私たちの元気の源です
当NPO法人の代表は、精神科の医師でもあることから、飲食を大切なものと捉えて欲しい、そしてそれを提供するのであれば、お客様・スタッフ・地域のみんなが元気で明るく健康になれるお店にしたいと考えました。そこで日本人が毎日口にしているお茶に着目。様々な栄養素や健康増進作用で知られているお茶の中でも台湾烏龍茶に特化した商品を軸に、日本ではあまり味わうことができない台湾の食文化を取り入れることによって、美味しくて新しい体験ができる台湾茶カフェ「無天茶坊」が生まれました。
「歩いていける台湾」ぜひお気軽にお越しいただき、本場の味をお楽しみ下さい。お客様の笑顔が私たちの喜びであり元気の源です。
新しく始めることも
挑戦し続けることによって熟練の技となる
日本財団の「はたらくNIPPON!計画」との協働事業として構想したのが2015年。ゼロからのチャレンジでしたが、台湾出身で岡山在住の中国茶藝技師・高級評茶員資格、袁さんの協力を得て私たちは動き始めました。「プロに任せるのではなく、台湾のおふくろの味を自分たちが作る!」タピオカを湯がいたり、生地を捏ねたり、発酵度合いで悩んだり。色々な特性・個性を持った素人集団が後ずさりしたり、盛り上がったりしながら作り続けたものが、商品としてお客様に喜んでいただけるようになりました。もちろんこれからも挑戦し続けます。
色々な楽しみ方で
その時々に応じた素敵な時間をお過ごしください
台湾に触れてみる
岡山から東京に行くより台湾の首都台北に行く方が早いことをご存知ですか。近くてエキゾチックな美麗の国台湾。その文化に触れてみませんか。台湾出身の中国茶藝技師・高級評茶員資格の袁さんがいつもの笑顔でおもてなしいたします。
食事を楽しむ
食べることは生きること。飽食の時代と言われますが栄養医学的にはお勧めできない食が蔓延しています。台湾の伝統的な庶民のお袋料理は、健康にとても良く、しかもとびきり美味しいのです。
イベントを楽しむ
茶坊に隣接した約100㎡のホールは音響効果が抜群。これまでジャズライブ、二胡や尺八などの演奏会、ダンスライブなどを開催。写真展や絵画展にも利用されています。玉野で、ささやかながら質の高いイベントを企画・実行します。
カフェとしてゆっくりくつろぐ
茶の世界は広く深いものです。喧騒の日本で、あなたがゆっくり湯を沸かし急須で茶を淹れたのはいつでしたか? 台湾産の烏龍茶は心を癒す素晴らしい香りと味を持ち、ゆったりとあなたの疲れをほどいてくれます。
町で長く愛された歴史ある建築物を活かしつつ
台湾の空間を再現
無天茶坊は人も町も皆んなが
笑顔で元気になれることを夢見ています
私たちが提供する商品とサービスによって、お客様から「美味しかった。」「ご馳走さま。」の声を頂き、その喜びを働き手の元気に変え、障害の有無にかかわらず笑顔でいられる多様性に富んだ「はたらく場」を作っていきたいと考えています。
無天茶坊は、日本財団「はたらくNIPPON !計画」で協働するNPO 法人「ここ・からワークスおかやま」のそんな願いが詰まった茶坊です。
ここ・からワークスおかやまについて
病気や障害のある方の就労サポートを主な目的に、ココロとカラダを共に大切にし、さあ、ここから地域の見えるところで働き始めようという思いを込めて設立したNPO法人です。
福祉的就労に多く見られる内職的軽作業のみにとどまらず、より開かれた環境で、自己効力感を高めながら、多様な可能性をひらいていける事業を目指しています。
病気や障害などを抱えて、就労や社会参加に
お悩みの方またはそのご家族の方へ
関連事業のうつ病リワーク「Little Plus」・「医療法人 春洋会 青井医院」では、様々な症状でお悩みの方のサポートをさせていただいております。詳しくはバナーのリンク先をご覧ください。
就労サポートの先に見据えるビジョン
– 人も町も皆んな笑顔で元気に –
日本人に馴染みの深いお茶は、健康に良いのはもちろんコミュニケーションのツールとしても有用で、人と人との交流を育んでくれるのです。また日本人が馴染んでいる緑茶だけではなく、あまり触れたことのない台湾文化のお茶(青茶・白茶・黄茶・緑茶・紅茶)を体験して、新しい感動に出会っていただきたいと考えています。軒先や街角でお茶を囲んで談笑している人たちの姿は、台湾では日常的な光景なのです。
その台湾で、こんな言葉に出会いました。
「工作即治療 感恩是妙薬」
工作とは労働のこと。働くことが治療になるのです。ありがたいと思う心が薬になるのです。これまでの就労サポートには見られない新鮮な視点だと思いました。
働き始めることで自分を肯定する気持ちが芽生える。肯定できれば自分を信じる気持ちが育ち始める。信じて動けば元気が出てくる。するとお店も明るくなる。お店が明るくなるとお客様も気持ちが良い。お客様に沢山ご来店いただくことで玉野のことも知ってもらえるようになり、地域も元気になる。こんな「三方良し」にはまだまだ程遠いのですが、私たちは今日も厨房に火を入れます。
私たちは仕事を作り出し、働いた報酬としての工賃を増やすことは当たり前だと考えています。働くことを通じて、ハタの人をラクにできる自分であることに気付き、ありがたいことだと感じ、自信を持って生きられるようになることを、これからも目指します。