中国茶(台湾茶)
貴妃烏龍 / KIHI WOORONG
- 価格
- 920円 (税込)
蜜香烏龍茶(俗稱:煙仔茶・貴妃茶)
青心烏龍の品種を使った蜜香烏龍は南投県凍頂山周辺の海抜700m付近で生産される烏龍茶です。
このお茶ができたのは比較的最近のことで、921大地震(1999年9月21日台湾南投県を震源に発生した大地震)がきっかけでした。
この地震は茶処の南投県に大きな被害をもたらし、ちょうど冬茶の茶摘みを控えていた茶農家は茶摘みを行うことができませんでした。管理されなくなった茶畑では害虫のウンカが大量に発生し、茶葉が噛まれてしまい本来の凍頂烏龍茶の製茶ができませんでした。
地震により放置され、ウンカに噛まれて被害を受けた茶樹でしたが、丹精込めて育てた茶葉を諦めきれない製茶師達が試しに製茶をしてみると、これまでの凍頂烏龍茶にはない高貴な香りが得られたのです。
災い転じて福となすといいますが、それ以降、毎年作られるようになった災害が産んだ偶然のお茶。これが蜜香烏龍という美味しいお茶の誕生秘話です。ちなみにこのウンカは東方美人や蜜香紅茶の生産にも利用されています。
1芯3葉で摘まれた茶葉を25%前後発酵して作られます。
西暦2000年後半に「貴妃茶」という名前が付けられました。
お茶のお召し上がりについて
- お選びいただいたお茶を、目の前で淹れ、お召し上がりいただけます。
- 一つのご注文で、7淹(せん)お楽しみいただけます。
- お一人様一つご注文ください。お仲間でそれぞれ別の銘柄のお茶をご注文いただき、品茶をお楽しみになるのもおすすめでございます。